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尊厳City研究所 大川ともゆきのブログ

時代はモバイル第一からAI(人工知能)第一へ

今年、囲碁AI「AlphaGO」が囲碁の世界チャンピオンを破ったというニュースが世界を駆け巡りました。

開発したGoogle社のCEOであるスンダ―・ピチャイ氏が、「創業者からの手紙」の本年版の中でこう語っています。

 

「時代はモバイル第一からAI(人工知能)第一へ」

 

www.itmedia.co.jp

 

世界で最も人工知能分野に投資している企業のCEOが言うのですから、とても説得力がありますね。

今はまだ、IBM社のWatsonのような自然言語処理プログラムであったり、上記の囲碁AIなど個別のタスクを解決する「特定型AI」ばかりですが、Googleが開発を目指すのは汎用人工知能、つまり、人のような知能を実現することです。

 

一方で、汎用人工知能を搭載し、人のように動くことのできるハードウェア、すなわち人型ロボットの開発にも力を入れているのがGoogleなわけです。

 

以下は、Google傘下のBoston Dynamics社が開発した二足歩行ロボットの映像です。


Atlas, The Next Generation

 

数年前、HONDAのASIMOという二足歩行ロボットが話題になりましたが、もうここまでロボット開発が進化しているのかとびっくりしました!

 

映像の中で、ロボットが人に邪魔される場面が出て参りますが、周りがどんなに邪魔しようと人間のように落ち込んだり怒ったりしないんですねー

 

当然、文句も言わないし鬱にもなりません。

ただひたすら目の前の仕事を遂行してくれるのです。

 

最近のニュースでは、この会社をトヨタに売却するのという話も上がっていました。

さて、実用化された場合、トヨタ期間工の職はどうなるのでしょうか??

 

さらに、そのトヨタGoogleも急ピッチで開発しているのが自動運転車。

そのような事実の前にして、タクシー会社は今、何を考えているのでしょうか?

2020年には実用化されていると言いますが、どんどん人がいらない社会へと変貌を遂げていくようです。

 

今後、加速度的な進化を遂げていくと予測されるAI技術とロボット技術。

しっかりと未来に、そして人間に向き合うことが、今求められているのではないかと思います。