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尊厳City研究所 大川ともゆきのブログ

日本発世界標準のベンチャーエコシステム構築に向けて

米国のシリコンバレーなどでは、起業家、起業支援者、企業、大学、研究機関、金融機関、公的機関などが結びつき、新たな技術やビジネスモデルを用いたベンチャーを次々と生み出し、それがまた優れた人材・技術・資金を呼び込む発展を続けるベンチャー・エコシステムが形成されているそうです。

 

 

その他にも、イスラエルシンガポール、台湾、ロンドンなどでもベンチャー・エコシステムが形成されており、その拠点の間では相互のネットワーク作りが急速に進んでいるようですね。

相互にインスピレーションを活発にぶつけ合わせることでより斬新なビジネス・イノベーションを生み出そうとしているのです。

 

我が国日本はその点において完全に取り残されており、今後2020年に向けてスピード速くグローバル・ベンチャー・エコシステムでポジションを確立させようと、ようやく動き出したところです。

 

課題先進国である日本は、各地域も世界最先端の課題を抱えているので、各地域の問題解決に直結するイノベーションは世界にも売れるということで、地域発の最先端ベンチャーを支援し、世界と直結させる狙いもあるようです。

 

日本は本来内需国でありながら、最近は需要喪失により経済が停滞しています。アベノミクスにより輸出を活性化させてきた中で、地域課題解決のベンチャーを支援することは、国内における新たなニーズ創出につながるでしょうし、様々な新技術が開発される可能性もあって、さらにそれが世界にもそのまま新技術、新商品を提供できるとなれば、日本が新たな成長カーブを描くこともできるでしょう。

 

しかし、やっていることがどこまでもモノマネなんですねー

昨年、政府が「シリコンバレーと日本の架け橋プロジェクト」を立ち上げたわけですが、安倍首相がそのシリコンバレーを訪問した際にこのようなスピーチをしています。

 

「制度だけをまねるのではなく、ヒトも、企業も、頭の先から足の先まで、シリコンバレーの文化を余すところなく吸収し、その色に染まりきってもらうのです。日本の素晴らしい技術を持ち、やる気に満ちあふれる優秀な人材に、思い切ってシリコンバレーに飛び込んでもらおう。日本の中堅・中小企業に、シリコンバレーの荒波に漕ぎ出してもらおう。私は、そんな思いで、シリコンバレーの皆さんとともに、新たに、『シリコンバレーと日本の架け橋プロジェクト』を立ち上げたいと思います」 

 

toyokeizai.net

 

外を積極的に取り入れる姿勢は大事なことだと思いますが、「またしても!」という念はぬぐえません。

 

逆に、シリコンバレーの人たちに

「制度だけをまねるのではなく、ヒトも、企業も、頭の先から足の先まで、日本の文化を余すところなく吸収し、その色に染まりきりたい!!」

と言わせるような日本をつくれる道がないのでしょうか?

 

モノマネではなく日本のオリジナルで勝負し、全世界が日本に学ぶような未来を実現したいと思ってるんです。

 

また、2022年にはその未来を実現できると思っています。

 

なぜ、それが可能なのか??

 

ITを超える新技術が日本ですでに誕生しているからです。

 

この宇宙を立体コンピュータとして捉え、その作動原理を誰もがマスターできる認識技術、未来技術が完成しています。

 

だからこそ今、日本政府や地方自治体がその未来技術に積極的に投資し、未来技術を応用活用できる起業家を多数輩出し、企業、大学、研究開発期間、金融機関がその未来技術を核とした共通のVISIONの描き、日本発世界標準のベンチャー・エコシステムを速いスピードで構築できれば、2022年にはアメリカが日本に学ぶしかない状況が創られていると思っています。

 

その技術、そのVISIONを多くの人に知って頂きたいと思っています。

 


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