Let's 尊厳Life

尊厳City研究所 大川ともゆきのブログ

Googleのスマートシティを超える新しい都市モデルが日本から生まれる

Googleが次世代都市の開発に着手しているのをご存知ですか?

 

Googleは「Sidewalk Labs」という子会社を3年前に立ち上げ、AIやIoTを活用した新しいスマートシティを実現しようとしています。

 

従来のスマートシティというのは、ITを活用したエネルギーの効率利用、最適化を主な目的とした都市構想でしたが、今回のGoogleが仕掛けようとしている都市像は、さらに一歩も二歩も踏み込んだ未来都市を生み出そうとしている意図がうかがえます。

 

これまでに長年積み重ねられてきたインフラのある街をデジタル技術で改善していくというアプローチには限界があるということで、Googleが大きな都市を丸ごと購入し、「全く新しいデジタル技術で一から街を作ろう」という計画が動き始めているのです。

 

そうなると、宅配用の「ドローン」、公共施設、店舗などの「ロボット」店員など、既存のインフラとのコンフリクトが常に問題になってきた新技術がどんどん実現するような気がしますね。

 

また、IoTや顔認識等の技術を用いて、犯罪の監視等、様々に応用されていく、人を学習する都市であるという事がポイントのようです。

 

人を学習すると言えば、自動運転車の技術もその一つですね。

Googleでは、人々の動きの予測を徹底的に研究し、自動運転車を早い段階で社会実装していけるよう計画していますが、個々の車が通信機能や情報交換機能を持つコンピュータを搭載する事で周辺の車と調整が可能となり、速度制限や信号機は不要になるのだそうです。

 

信号が無い都市ってすごくないですか!!?

 

車が衝突を避ける事が可能になれば歩行者の不安が取り除かれ、歩行者専用の道路スペースだって必要なくなるかもしれません。

当然、交通渋滞もなくなるでしょうし、バスや電車も常に最新情報を提供してくれる事で、よりスムーズな通勤、通学、移動を実現し、災害対策も大幅に改善されることでしょう。

 

農業や医療、教育などあらゆる分野が効率化、最適化され、都市の生産性も今よりも飛躍的に高まることが予測されます。

 

このようにAI、IoTに代表される第4次産業革命のモデル都市は、まさに映画のような未来都市として近い将来に姿を現すのでしょう。

 

このように、人間にとってとことん便利で効率的な環境を整備していく事は、時代のひとつの流れではあると思いますが、一方で人間そのものの変化に対してあまりにも関心が薄い今の世の中には疑問を抱かざるを得ません。

 

人間よりも遥かに有能なAIが、人間を学習し、人間よりも人間を理解し、人間が担ってきた生産活動のあらゆる分野をAI・ロボットが担う一方で、多くの人間は考えを放棄し、AIにただ使われるだけのシステムの一部と化してしまう未来も懸念されています。

 

これはあまりにもアンバランスだと思いませんか?

 

第4次産業革命による未来型都市モデルに対して否定の念はありませんが、相対的に人間の尊厳があまりにも貶められていく未来像には賛同できません。

 

ただ”否定”するのではなく、”補う”必要があると思っています。

 

それは、人間の尊厳が花開き、AI、IoTなど先進技術と共存できる未来を創造できる、第5次産業革命を同時並行で成し遂げていく道です。

 

AI技術と対を為す、人間の性能を飛躍的に向上させる未来技術

 

それを認識技術と言っています。

 

コンピュータの演算処理能力の向上に比例するようにAIの能力は指数関数的に向上し、やがて大宇宙のすべてをを記述できる日がくるかもしれません。

 

そうなってはもはや人間の知の世界はこの宇宙に存在意義を見いだす事が出来ないということです。

 

「別にそんな存在意義なんて見いださなくても、便利に生きていけるからいいなじゃないですか?」

 

もちろんそうかも知れませんが、それは深い意味で、人間の尊厳を放棄していることになると考えます。

 

なぜならば、人間は本来、この大宇宙そのものを創造・破壊し続けている偉大な再創造主そのものだから。

 

スピリチュアル的アプローチではなく、認識科学的にそうだと言い切れるからこそ、人間の尊厳を叫び、人類の目覚めを希求するのです。

 

認識技術とは、永遠に変わらない絶対尊厳そのものである自分を認識できる技術であり、この宇宙自然を掌へとおさめ、統制、コントロールすることが出来るようになる技術です。

 

それは、考え・感情になど振り回されず、考え・感情を完全に制圧できる自分になり、AIには真似の出来ない新しい価値を生み出せる人間を量産していけるという事に他なりません。

 

AIには真似できない領域を開拓していけるからこそ、AIと共存でき、人間の尊厳を保持する事が出来るのです。

 

そのような尊厳を基盤とする都市モデルこそ、Googleのスマートシティの先をいく

 

「尊厳シティ」

 

その尊厳シティのモデル都市を日本の中に創り上げる事が私の夢です。

 

尊厳シティを実現する事が出来る日本発の新技術「認識技術」に是非、関心を持って頂きたいと思います。

 

 

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