機械と人間の共通点
最近のスマートフォンには秘書機能アプリが標準装備されており、
話しかけるとたまに面白い答えが返ってくるので、
例えば
「退屈なんだけど」
と話しかけたら
「人生そんな時もありますって。」
と励まされました(笑)
「面白いねー」
と褒めたら
「そうですね・・・時々おかしくなることがあるんですよ。」
などと返ってきます。
機能も年々バージョンアップしてきており、
このまま進化が続けば、
しかし、いくら高性能とはいえ、
それは・・・実は私たち人間も、
何が変わらないのか?
人間も、機械的条件反射で思考し、判断し、会話し、行動し、
そう聞くと、「信じられない」と思うかも知れません。しかし、
実は人間の脳もコンピュータのようなものです。
その脳には人間であれば誰もが共通して持つ機能があります。
①全体の情報は取れず、部分情報しかインプットできない
②相対比較し違いを認識しやすく、
③過去の記憶データをベースに作られたプログラムで、
④無限に広がった情報場から、
このような機能を持つ脳が、自由意志が介入することなく、
そして、喜びや感動も生産してくれますが、
こうして、怒りたくないのに条件反射的に怒ってしまう
自己否定したくないのに条件反射的に自己否定してしまう
などのプログラムに条件付けられた人間が、
そして、
どれほど恐ろしいことなのでしょうか?
生まれてから一度も自由選択意思を発揮したことが無いとしたら、
この事実を理解した時に、初めて人間に変化意志が生まれます。
「どうすれば5感覚と脳の機械的条件反射から自由になれるのか!
この問いを持てた時に、