Let's 尊厳Life

尊厳City研究所 大川ともゆきのブログ

「X-Tech(クロステック)」と認識技術「nTech(エヌテック)」

1995年、TVで人が大型家電店の前で行列している姿を目にしました。

 

何を求めて並んでいたのか

 

それは、「Windows95」というMicrosoft社が開発したOSでした。

 

当時高校生だった私は、その光景に目を奪われました。

 

そして、IT(Information Technology)と出会うことになるのです。

 

初めてPCを手にして、インターネットの世界に触れた私は衝撃を受けました。

 

大学では経済学を専攻していましたが、情報系のゼミを選択し、

 

プログラミングの世界に没頭していたのを覚えています。

 

「これからは間違いなくITの時代が到来する!」

 

その成長産業に身を置きたい思いで、就職をIT系企業一本に絞り、

SEとして社会人デビューする事になるのです。

 

社会人1年目、

プログラミングが楽しくて、同期の誰よりも遅くまで会社に残り、

プログラミングの勉強をしていました。

 

ある時、ふっと将来を意識したことがありました。

 

「自分はずっとこの会社で働き続けるのか?」

 

その時、自分の未来を会社の上司や先輩に重ね合わせました。

 

すると不安がこみ上げてきたのです。

 

「正直憧れない。 いい人たちだけど、上司のようになりたいとは思わない」

 

そう思うようになり、目先だけでなく本気で未来を考えるようになりました。

 

私はITの将来性に魅了され、その技術に触れたくてSEになりました。

 

ITは今後間違いなく進化し、普及し、私たちの性格や社会を激変させるだろう

 

その確信は当時からありました。

 

新しいテクノロジーがもたらすインパクトは自分なりに理解していたのです。

 

ただ、テクノロジーが進化し、人間の生活が便利になればなるほど、

人間の魅力がなくなっていくのではないか?

 

憧れられない上司のように...

 

これからの未来社会を考えたときに、ITも含めた科学技術の進化と並行し、

人間そのものをもっと魅力的にしていく教育の進化も必要ではないかと思うようになりました。

 

世界にも、歴史上にも素晴らしい教育はたくさんあると思います。

しかし、それら全ての教育も、科学技術全盛の時代には合わないのではないだろうか。

 

事実、AIやIoT、ロボットが進化し続け、それらが人間の生産活動を全て代行できる時代が訪れようとしている今も、AI時代に合った人間教育というものは未だ確立されていないように思います。

 

当時の自分はAIやらIoTの時代を予期することはできませんでしたが、新しい時代の新しい教育が必要だとの直感は正しかったと思ってます。

 

そんな当時の自分が、まさに現代社会のために準備されていたとしか思えない教育と出会うことになりました。

 

それは教育であり、テクノロジーでもある「nTech(エヌテック)」

 

近年はあらゆるジャンル、あらゆる産業がテクノロジーと出会い、急速な破壊と創造が現在進行形で進んでいます。

 

そのようなデジタルイノベーションの潮流は近年「X-Tech(クロステック)」呼ばれています。

特定の産業やジャンルを示す単語と、科学技術を表すTechnologyを組み合わせた造語の総称です。

 

例えば、

Finance(金融)×Technology=「Fin-Tech」

 

同様に、

農業分野の「Agri-Tech」

教育分野の「Ed-Tech」

健康分野の「Health-Tech」など

 

これらの分野全てにおいて、津波で洗い流すがごとく今までの常識を破壊し、同時に新常識が創造されつつあるのです。

 

しかし、科学技術は人間以外をイノベーションさせることはできますが、

人間そのものを変化させることはできません。

 

もちろん、体のあちこちがサイボーグ化されたり、脳にコンピューターチップを埋め込んで処理速度がアップするなどは起こりうる変化だとは思います。

 

しかし、それが本当に魅力的な人間なのかと言ったらどうでしょうか?

 

相変わらず人々の争い、相対比較は終わりなく続くでしょうし、勝ち負けの格差社会も変わらないように思います。

 

人間以外の進化と並行して、人間そのものの変化、人間の認識能力の進化を同時に進め、本当に魅力的な人間たちが、争いや勝ち負けの論理を超えて美しいチームプレイを実現し、WIN-WIN,ALL-WINの社会を実現するためには新しいテクノロジーが必要なのです。

 

それが「nTech」

 

科学技術はとてつもない経済効果を人類にもたらし続けていますが、

認識技術「nTech」も凄まじいインパクトを世界経済の与えるものと思っています。

 

認識技術「nTech」についてはこちらをご覧になってください。

www.nr-japan.co.jp

 

私は、この「nTech」と出会って人生が希望で満たされるようになりました。

 

この混迷の時代に、この社会に、希望を溢れさせる新技術として「nTech」を捉えて頂けたら嬉しく思います。