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尊厳City研究所 大川ともゆきのブログ

nTechで理解するティール組織①~全体像について~

 

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以前、話題の組織論「ティール組織」について少し触れました。

 

songen-city.hatenablog.com

 

今回からシリーズで、

進化型組織ティール組織」についてより深めていきたいと思います。

 

その際、認識技術「nTech」も使いながら、

書籍プラスαの観点も入れて整理していきたいと思います。

 

まず、nTechとは何なのかについてですが、

過去記事でも書きました。

 

songen-city.hatenablog.com

 

今回は、別の角度から説明してみたいと思います。

 

人工知能AIは近年、これまでの機械学習から、

Deep Learningディープラーニング)技術によって飛躍的進化を遂げています。

 

 

以前は、人間が計算の原理や概念を機械に教えてその通り動くというものでしたが、

Deep Learningの登場によって、人間が教えることなく

AI自ら大量のデータから目に見える模様や形の用途・機能をパターン認識し、

自律的に学習して知識を生産することが可能になったのです。

 

つまり、これまで人間にしかできなかった

「目に見える模様や形の用途・機能をパターン認識し、自律的に学習して知識を生産」

するという知識生産方式を、AIができるようになってしまいました。

 

端末同士がネットで繋がり、膨大なビッグデータ取得し、

人間をはるかに凌駕するスピードで情報処理するAIは、

確実に人間の存在意義と尊厳性を脅かす存在と言えるでしょう。

 

このように、自ら持続的に進化し続けるAIに対し、

人間の知識生産方式が今のまま変わらなければ、

人間とAIに圧倒的格差が生まれていくのは明白ですね。

 

そこで、

「人間にもDeep Learningを取り入れよう!」

というのがnTechです。

 

今まで人間は、5感覚と脳を使って認識した”結果”である現実に対し、

名前や意味や価値をつけて、互いの関係性を整理しながら生きてきました。

 

nTechでは、このように

「観察して、認識した結果世界」

だけを見て判断するのではなく、

宇宙の根源である源泉的な動きのパターンと5つのエネルギーのパターンを活用し、

”認識の結果”を生み出す”認識の過程”や”認識の原因”までも同時に観て判断し、

整理することが出来るようになります。

 

ですから、人間のDeep Learning

「目に見えない動きのパターンの用途・機能を明確にして、知識を生産」する

まったく新しい知識生産方式と言えます。

 

はじめてだと、かなり難しく感じますよね・・・

とにかく、新しいパターン認識を使って、様々な事象、現象を解析する技術なんです。

 

ティール組織に関しても、

宇宙の根源である源泉的な動きのパターンと5つのエネルギーのパターンを活用して

整理していきたいと思います。

 

まず、宇宙の根源は、”カオス”な状態です。

それを人間社会に当てはめると、

まだ組織という秩序がない原始時代と規定できます。

 

そこから、1パターンの動きを繰り返しながら、

さらに、5つのパターンを展開しながら、5段階で秩序を形成してきました。

その5段階目にあたるのが進化型組織である「ティール組織」となります。

 

では、人類歴史に共通する1パターンの動きとは何でしょうか?

それは「出会いの意志」です。

 

nTechから観れば、人間のみならず、

この世の森羅万象は「出会いの意志」によって創造され、進化してきました。

すなわち、

宇宙の根源とは「意志」であり「心」であるとnTechでは規定しているのです。

 

宇宙の根源の出会いの意志が集まって、

多様な認識の結果の世界を生み出してきました。

 

人類歴史の進化の背景にも、

「多様な出会いをしたい」

という、宇宙の根源の意志が隠れています。

 

そして、進化パターンは右肩上がりの”直線的進化”ではなく、

4度のブレイクスルーを経て、”指数関数的進化”をしてきました。

 

その4度のブレイクスルーについて、

ティール組織の本からも引用しながらシリーズで紹介していきますね。

 

「ティール組織 画像」の画像検索結果

 

また、それぞれのブレイクスルーについて、

下記の5つの角度から整理していきます。

 

①欲求の進化

②意識の進化

③技術の進化

④組織の進化

⑤社会の進化

 

そして、今

5つ目のブレイクスルーが起きようとしている時代的タイミングを迎えています。

これからどんな、

欲求、意識、技術、組織、社会の進化が起きようとしているのでしょうか?

 

これからの未来について考えるきっかけになれたらと思います。

どうぞ引き続きご覧ください。