IoT時代のダイナミックな認識技術で今ここが奇跡に
以前、マンネリ打破についての記事を書きました。
今回は、また別の角度からマンネリを超える認識技術について書いてみたいと思います。
IoTの時代は、あらゆるモノが情報を持つ時代になります。
ソフトバンクの孫社長のお話では、約1兆個のモノにセンサーが取り付けられ、
ネットを介して、膨大なビッグデータを集め、超高性能AIに処理させることで、
人間社会をより便利に、より幸せにしていくのだそう。。
今でも、日々世界中で発信されている膨大な情報の洪水に、多くの人が溺れかけているような状態ですが、これからは人だけでなくモノも情報発信する時代になるというのですから、それが人間にどのような影響をもたらすのか予測できません。
もしかしたら、情報洪水に飲まれ、脳が情報を処理しきれず、鬱になる人が爆発的に増える可能性もありえるでしょう。
そうなると、考えることは全部AIに任せようということになり、人間は思考停止状態になり、そもそも人間の存在意義や生きる意味・価値などが感じにくくなるかもしれません。
あるいは、新しい情報との出会いに対して脳が刺激を感じなくなり、マンネリ化が酷くなることも予想されます。
いずれにしても、とてつもない変化が全世界に訪れようとしていることは間違いないようです。
これからの社会的変化に、私たちはどのような備えをすべきなのでしょうか?
私は、認識のトレーニングだと思っています。
受動的に情報を受け取るのではなく、能動的に存在の向こう側を認識するのです。
例えは、IoTの時代になると、もしかしたら水のペットボトルにセンサーが取り付けられるかもしれません。
そうなると水が今何度で、どれくらい放置したら水が腐ってくるのかなど教えてくれたりなど、様々な情報を発信してくれるようになるでしょう。
そのような情報を認識するだけではなく、そのペットボトルという存在の向こう側を能動的に認識するトレーニングをするのです。
そのペットボトルは、パッとみたら、ただのペットボトルかもしれませんが、そのペットボトルが今この場に、その形で存在できているのは、様々な要因がありますよね?
ペットボトルの素材を加工した人がいます
ペットボトルのラベルをデザインした人がいます
ペットボトルに水を詰めた人がいます
ペットボトルを工場からコンビニまで運んだ人がいます
ペットボトルを販売してくれた人がいます
もっと言えば、
水を育んだ地球という環境があります
地球の水やペットボトルの素材を育んだ太陽光があります
太陽の存在を成り立たせている銀河や宇宙空間があります
そのように、ペットボトルの向こう側を認識しようとすると、
実は宇宙全ての応援があって、目の前にペットボトルが存在するになっている
そして、今ここで会うことができているという奇跡を感じることができます。
なんとダイナミックな世界なのでしょうか!!
AI、IoTの時代、人間が伸ばすべき能力の一つは、感性です。
その感性を養うためには、このような能動的認識トレーニングが不可欠なのです
同じように、目の前の人がここに存在している向こう側を認識していけば、
いかに目の前の人と出会えていることが奇跡的で感動的なことなのか、
そのような感性がどんどん開いていくことでしょう
そのようなことを繰り返していたら、マンネリなどどこかにいってしまいます。
いかに今ここが奇跡的で神秘的で感動的なのか。
これはあくまで例えの話でしたが、
認識技術を使って5感覚を超えた認識トレーニングをしていくことは、
人生を豊かにしていくためにも本当に重要なことだと思います。