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尊厳City研究所 大川ともゆきのブログ

サイバスロンに観る未来社会

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サイバスロンという大会をご存知ですか?

 

サイバー義体者たちの国際競技大会で、第一回が2016年にすでに開催されていると最近知って驚きました。

 

パラリンピックはあくまで人間の肉体の能力を競うものですが、

サイバスロンは、肉体というよりも、義手、義足などのテクノロジーの能力と操作性を競うようですね。

 

サイバスロンの公式映像がありますのでご覧ください。


サイバスロン公式ビデオ

 

この映像だけでも、義体テクノロジーの進化を実感できますが、今後さらに進化を遂げるこれらのテクノロジーを享受する人間の未来を想像すると、まさにSFのような社会が実現していくのだと思えてきます。

 

そのうち障害のない健常者でも、自らの身体能力を向上させるために、体をサイボーグ化していく時代になるのかもしれません。

 

100Mを8秒で走ったり、

幅跳びで10M飛んだり、

高飛びで3M飛んだり、

やり投げで100M投げたり、

重量挙げで300Kのバーベルを持ち上げたり、

空を飛べるようになったりなど、、

 

夢があるような、ないような、不思議な感じですね。

 

さらに、サイバスロンの競技種目の中で、

脳コンピュータ・インターフェース・レース

というものがあります。

 

なんと、脳の信号でコントローラーを動かし、ゲームの中のアバターを操作するという競技なのだそうです。

 

脳の信号ですよ!?

 

手で触れることなく、考えるだけでTVゲームができてしまう時代がきているということです。

 

この技術が応用され、やがて考えるだけでメールが送れたり、スマホのアプリのようなものを使えるようになれば、もうタッチする、クリックする、キーボードで打ち込むなどもいらなくなるということでしょう。

 

VR(仮想現実)やAR(拡張現実)技術と融合すれば、もうスマホもいらなくなる時代が訪れそうです。

 

街ゆく人が皆、MicrosoftのホロレンズのようなARデバイスを身につけて、歩きながら考えるだけで、コンピュータを扱えてしまう時代が間も無くやってくるのかもしれません。

 

今のゴーグル付きのヘッドマウントセットのようなVRではなく、軽いメガネのようにデバイスも進化するでしょうし、もっといけばコンタクトレンズスマホの代わりになる時代がくるでしょうね。

 

家中や街中のあちらこちらにIoTセンサーを搭載したマシンがあって、それらがコンタクトレンズ型ARデバイスと連携して、行く先々で情報を提供してくれるようになるでしょう。

 

例えば歴史的建造物がある場所に行ったら、その建物にまつわる歴史的な出来事がARで体験できたりするようになると思います。

ただコンタクトレンズ型デバイスを付けているだけで。

 

そのうちコンタクトレンズもいらなくなって、脳に直接コンピューターチップを埋め込むようになるかもしれませんね。

 

脳に埋め込んだコンピュータチップが脳の視覚野や聴覚野に直接情報を送り込んで、現実のように認識できるような技術も開発しているということを聞きます。

 

ナノテクが進化すれば、超小型ロボットを脳のニューロンに忍ばせて、脳の機能を補完するようになるかも。

 

いずれにしても、現実とバーチャルな世界がどんどん融合されていきます。

人間の意識世界と現実世界がどんどん融合されていきます。

 

いよいよ、この宇宙のカラクリが理解できないと、わけのわからない世界になっていくように思います。

 

テクノロジーの巨大な波を乗りこなすためにも、宇宙の仕組み、脳の仕組み、意識の仕組み、無意識の仕組み、現実のカラクリをわかって生きる生き方に変化していかねばなりません。

 

人間の性能を進化させるテクノロジー「nTech」にも関心を持って頂きたいと思います。

 

認識技術「nTech」とは

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今回は、私が教育革命を起こすためのコア技術として採用している

認識技術「nTech」のご紹介をしたいと思います。

 

科学技術が「モノの変化、運動、移動」を司る技術としたならば、

認識技術は「人間の観点を変化、運動、移動、上昇」させる技術になります。

 

近年のテクノロジーの進化スピードは凄まじいものがあります。

「X-Tech(クロステック)」と名付けられたデジタルイノベーションの潮流は、あらゆる分野、産業に大幅なイノベーションをもたらしています。

 

しかし、科学技術でイノベーションできるのはあくまで物理的分野に限定されます。

つまり、人間の意識や無意識、心の領域を開発する技術ではないという事ですね。

 

このまま、科学技術が進化して、デジタルイノベーションに拍車がかかれば、確かに人間にとって便利な世の中は実現できるかもしれません。

しかし、人間そのものはあまり進化しないのならば、人間と機械のアンバランスは今後グロテスクな程に広がっていく事でしょう。

 

その事を受け入れることが果たして人間の尊厳と言えるのでしょうか?

私は到底受け入れることはできませんので、教育革命を起こしたいと考えているのです。

 

そう、今ままでの教育ではこの問題を解決することはできないと考えています。

デジタルイノベーションの時代に合ったヒューマンイノベーションを実現するためには、全く新しい知識、技術が必要です。

 

では全く新しい知識、技術とは何なのでしょうか?

そのヒントは、最先端科学が示唆してくれています。

 

科学技術とは、その前提として科学理論というものに支えられています。

主に物理学や数学、または分子生物学やコンピューターサイエンスなど。

 

近年は数学を駆使した理論物理学の発展には目覚ましいものがあります。

私たちの日常的な感覚を遥かに超えた、まさにSFのような世界を記述し始めているのが最先端の理論物理の世界です。

 

例えば、最先端の理論として「ホログラフィック理論」というものがあります。

何と、この宇宙は2次元平面に蓄えられた情報が3次元化された光の幻、すなわちホログラムに過ぎないという衝撃的な理論なのです。

 

にわかには信じがたいと思いますが、

実はかの有名な車椅子の物理学者スティーブン・ホーキング博士が生前最後の論文で、宇宙はホログラムであるということに言及しているというのです。

 

故ホーキング博士の“最後の論文”が公開される! 「宇宙は2次元ホログラムである」現代最高の頭脳がたどり着いた最終結論に戦慄!

 

あるはオックスフォード大学のニック・ボストロム博士は、「シミュレーション仮説」というものを提唱し、この宇宙はコンピューターシミュレーションであるとの可能性を語っています。

 

また、テスラモーターCEOのイーロン・マスク氏も、

「私たちはコンピューターシミュレーションの中で生きている」

と公言しているのです。

 

ここで疑問が湧いてきます。

 

「この宇宙がホログラムやシミュレーションであるならば、その実態と仕組みはどのようなものなのか?」

 

その問いに対する答えは、科学の領域においてはまだ出されておりません。

 

しかし、その答えを明確に出せない限り、それはあくまで仮説であり、我々の日常生活や企業経営や人間の進化に活用することはできないでしょう。

 

その問いに明確に答えを提示しているのが認識技術「nTech」です。

 

nTechでは、人間と人間の宇宙は実在しないと言い切っています。

 

この宇宙はまさにコンピュターシミュレーションのようなものであり、その宇宙コンピューターの出力画面とも言うべき現実世界を生み出しているのは、人間の5感覚脳であると考えています。

 

現実とは出力画面であり、あくまで脳の認識の結果でしかありません。

結果があるのであれば、その原因があり、プロセスがあります。

 

宇宙コンピューターを創り出している究極の原因とは何なのか?

nTechではその究極の原因の世界を数式として記述することに成功しています。

 

その数式とは「0=∞=1」

 

記述できるということは応用、活用することができるということです。

 

今までの歴史上、この原因の世界へと到達した覚者は数多くいたと思います。

ある人は空と名付け、ある人は道(タオ)と名付け、ある人は神と名付けました。

 

しかし、あまりに抽象的な概念のため、共有不可能、活用不可能な世界だったのです。

ゆえに信仰の対象にしたり、あるいは究極のゴールとするしかなかったわけです。

 

しかし、nTechでは数式化に成功し、明確な論理化、イメージ化に成功し、観点の次元上昇という方法論で、誰でもが究極の原因の世界に到達可能にしています。

 

いわば悟りの世界を応用し、活用し、人間の機能、性能自体を進化させていくことができるようになったのです。

 

さらに、究極の原因世界からどのような仕組みで現象、結果の世界が生まれているのかをシンプルな1パターンの動きで解析可能としています。

 

それは、宇宙のカラクを誰もが理解できることの意味であり、

Personal Universe(PU)を自由自在に設計、再創造できるようになるということでもあります。

 

ちょうど、プログラミングによってゲームを設計し、自分で楽しむが如く、この宇宙コンピューターを活用して自分の人生ゲームを設計し、いつもワクワクゲーム感覚で人生を楽しむことができるようになれる技術がnTechです。

 

活用の幅は無限大

何にでも活用できるのがnTechです。

仕事や人間関係、組織開発や医療、健康、農業、ものづくり・・・

 

デジタルイノベーションのよってあらゆるジャンルにイノベーションが起こるように、

nTechによるヒューマンイノベーションは、デジタル技術も含め、あらゆるジャンル、

あらゆる産業、あらゆる知識、技術を底上げしていくことになるでしょう。

 

人類歴史はまさに、それまでの常識が破壊されることで進化し続けてきました。

nTechが人類歴史に与えるインパクトは科学技術以上のものになると確信しています。

 

だって、

この宇宙は実在しない!真実には0=∞=1の一つの動きしかないと言い切っているのですから!

 

これ以上の常識破壊があるでしょうか?

 

人間が進化することで、争いは地球上からなくなるでしょう。

格差や差別もなくなり、鬱、自殺、殺人、引きこもりも一切なくなるでしょう。

 

人間の無限の可能性が花開き、進化したチームプレイができるようになった人間は決してAIには真似できないクリエイティブで、AIと共生する未来が実現されていくものと思います。

 

nTechとX-Techを融合していけば、最高の生活環境、企業環境、地球環境を構築でき、人類は間違いなく次のステージへと進むものと思います。

 

人間の尊厳性は今ここ再創造主そのものであるということです。

一切の比較ができない絶対尊厳そのものが人間一人一人なのです。

 

尊厳の美学が花開く尊厳社会の実現に向けて、このnTechを日本から全世界へ新産業として普及させ、教育革命を成し遂げていくことが私の人生の使命です。

 

www.nr-japan.co.jp

 

「X-Tech(クロステック)」と認識技術「nTech(エヌテック)」

1995年、TVで人が大型家電店の前で行列している姿を目にしました。

 

何を求めて並んでいたのか

 

それは、「Windows95」というMicrosoft社が開発したOSでした。

 

当時高校生だった私は、その光景に目を奪われました。

 

そして、IT(Information Technology)と出会うことになるのです。

 

初めてPCを手にして、インターネットの世界に触れた私は衝撃を受けました。

 

大学では経済学を専攻していましたが、情報系のゼミを選択し、

 

プログラミングの世界に没頭していたのを覚えています。

 

「これからは間違いなくITの時代が到来する!」

 

その成長産業に身を置きたい思いで、就職をIT系企業一本に絞り、

SEとして社会人デビューする事になるのです。

 

社会人1年目、

プログラミングが楽しくて、同期の誰よりも遅くまで会社に残り、

プログラミングの勉強をしていました。

 

ある時、ふっと将来を意識したことがありました。

 

「自分はずっとこの会社で働き続けるのか?」

 

その時、自分の未来を会社の上司や先輩に重ね合わせました。

 

すると不安がこみ上げてきたのです。

 

「正直憧れない。 いい人たちだけど、上司のようになりたいとは思わない」

 

そう思うようになり、目先だけでなく本気で未来を考えるようになりました。

 

私はITの将来性に魅了され、その技術に触れたくてSEになりました。

 

ITは今後間違いなく進化し、普及し、私たちの性格や社会を激変させるだろう

 

その確信は当時からありました。

 

新しいテクノロジーがもたらすインパクトは自分なりに理解していたのです。

 

ただ、テクノロジーが進化し、人間の生活が便利になればなるほど、

人間の魅力がなくなっていくのではないか?

 

憧れられない上司のように...

 

これからの未来社会を考えたときに、ITも含めた科学技術の進化と並行し、

人間そのものをもっと魅力的にしていく教育の進化も必要ではないかと思うようになりました。

 

世界にも、歴史上にも素晴らしい教育はたくさんあると思います。

しかし、それら全ての教育も、科学技術全盛の時代には合わないのではないだろうか。

 

事実、AIやIoT、ロボットが進化し続け、それらが人間の生産活動を全て代行できる時代が訪れようとしている今も、AI時代に合った人間教育というものは未だ確立されていないように思います。

 

当時の自分はAIやらIoTの時代を予期することはできませんでしたが、新しい時代の新しい教育が必要だとの直感は正しかったと思ってます。

 

そんな当時の自分が、まさに現代社会のために準備されていたとしか思えない教育と出会うことになりました。

 

それは教育であり、テクノロジーでもある「nTech(エヌテック)」

 

近年はあらゆるジャンル、あらゆる産業がテクノロジーと出会い、急速な破壊と創造が現在進行形で進んでいます。

 

そのようなデジタルイノベーションの潮流は近年「X-Tech(クロステック)」呼ばれています。

特定の産業やジャンルを示す単語と、科学技術を表すTechnologyを組み合わせた造語の総称です。

 

例えば、

Finance(金融)×Technology=「Fin-Tech」

 

同様に、

農業分野の「Agri-Tech」

教育分野の「Ed-Tech」

健康分野の「Health-Tech」など

 

これらの分野全てにおいて、津波で洗い流すがごとく今までの常識を破壊し、同時に新常識が創造されつつあるのです。

 

しかし、科学技術は人間以外をイノベーションさせることはできますが、

人間そのものを変化させることはできません。

 

もちろん、体のあちこちがサイボーグ化されたり、脳にコンピューターチップを埋め込んで処理速度がアップするなどは起こりうる変化だとは思います。

 

しかし、それが本当に魅力的な人間なのかと言ったらどうでしょうか?

 

相変わらず人々の争い、相対比較は終わりなく続くでしょうし、勝ち負けの格差社会も変わらないように思います。

 

人間以外の進化と並行して、人間そのものの変化、人間の認識能力の進化を同時に進め、本当に魅力的な人間たちが、争いや勝ち負けの論理を超えて美しいチームプレイを実現し、WIN-WIN,ALL-WINの社会を実現するためには新しいテクノロジーが必要なのです。

 

それが「nTech」

 

科学技術はとてつもない経済効果を人類にもたらし続けていますが、

認識技術「nTech」も凄まじいインパクトを世界経済の与えるものと思っています。

 

認識技術「nTech」についてはこちらをご覧になってください。

www.nr-japan.co.jp

 

私は、この「nTech」と出会って人生が希望で満たされるようになりました。

 

この混迷の時代に、この社会に、希望を溢れさせる新技術として「nTech」を捉えて頂けたら嬉しく思います。

IoT時代のダイナミックな認識技術で今ここが奇跡に

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 以前、マンネリ打破についての記事を書きました。

songen-city.hatenablog.com

 

今回は、また別の角度からマンネリを超える認識技術について書いてみたいと思います。

 

IoTの時代は、あらゆるモノが情報を持つ時代になります。

 

ソフトバンク孫社長のお話では、約1兆個のモノにセンサーが取り付けられ、

ネットを介して、膨大なビッグデータを集め、超高性能AIに処理させることで、

人間社会をより便利に、より幸せにしていくのだそう。。

 

今でも、日々世界中で発信されている膨大な情報の洪水に、多くの人が溺れかけているような状態ですが、これからは人だけでなくモノも情報発信する時代になるというのですから、それが人間にどのような影響をもたらすのか予測できません。

 

もしかしたら、情報洪水に飲まれ、脳が情報を処理しきれず、鬱になる人が爆発的に増える可能性もありえるでしょう。

 

そうなると、考えることは全部AIに任せようということになり、人間は思考停止状態になり、そもそも人間の存在意義や生きる意味・価値などが感じにくくなるかもしれません。

 

あるいは、新しい情報との出会いに対して脳が刺激を感じなくなり、マンネリ化が酷くなることも予想されます。

 

いずれにしても、とてつもない変化が全世界に訪れようとしていることは間違いないようです。

 

これからの社会的変化に、私たちはどのような備えをすべきなのでしょうか?

 

私は、認識のトレーニングだと思っています。

 

受動的に情報を受け取るのではなく、能動的に存在の向こう側を認識するのです。

 

例えは、IoTの時代になると、もしかしたら水のペットボトルにセンサーが取り付けられるかもしれません。

 

そうなると水が今何度で、どれくらい放置したら水が腐ってくるのかなど教えてくれたりなど、様々な情報を発信してくれるようになるでしょう。

 

そのような情報を認識するだけではなく、そのペットボトルという存在の向こう側を能動的に認識するトレーニングをするのです。

 

そのペットボトルは、パッとみたら、ただのペットボトルかもしれませんが、そのペットボトルが今この場に、その形で存在できているのは、様々な要因がありますよね?

 

ペットボトルの素材を加工した人がいます

ペットボトルのラベルをデザインした人がいます

ペットボトルに水を詰めた人がいます

ペットボトルを工場からコンビニまで運んだ人がいます

ペットボトルを販売してくれた人がいます

 

もっと言えば、

水を育んだ地球という環境があります

地球の水やペットボトルの素材を育んだ太陽光があります

太陽の存在を成り立たせている銀河や宇宙空間があります

 

そのように、ペットボトルの向こう側を認識しようとすると、

実は宇宙全ての応援があって、目の前にペットボトルが存在するになっている

そして、今ここで会うことができているという奇跡を感じることができます。

 

なんとダイナミックな世界なのでしょうか!!

 

AI、IoTの時代、人間が伸ばすべき能力の一つは、感性です。

その感性を養うためには、このような能動的認識トレーニングが不可欠なのです

 

同じように、目の前の人がここに存在している向こう側を認識していけば、

いかに目の前の人と出会えていることが奇跡的で感動的なことなのか、

そのような感性がどんどん開いていくことでしょう

 

そのようなことを繰り返していたら、マンネリなどどこかにいってしまいます。

いかに今ここが奇跡的で神秘的で感動的なのか。

 

これはあくまで例えの話でしたが、

認識技術を使って5感覚を超えた認識トレーニングをしていくことは、

人生を豊かにしていくためにも本当に重要なことだと思います。 

イノベーションが起きる条件

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このような本が、世界的にベストセラーになっているそうです。

 

「なぜ世界は存在しないのか」

 

何とも衝撃的なタイトルですが、今まさに世の中は

”有のパラダイム”から”無のパラダイム”へとシフトしているということでしょう。

 

 前回の記事でもこれに類することを書いているので参考までに。

songen-city.hatenablog.com

 

世界が存在しないのならば、

では、我々が世界と思っているものは何なのか?

どのような仕組みであるように思っているのか?

そもそも世界の実態、世界の根源とは何なのか?

 

色々と質問は尽きません。

 

世界が有るのが大前提で積み重ねられてきた人類歴史

 

その一番根底にある大前提が崩壊する時、

一体何が起きるのでしょうか?

 

イノベーションとは、常識が崩壊することで起こります。

 

鉄の塊が空を飛ぶなんて、

飛行機がない時代の人からしたらとんでもない常識破壊です。

 

大きなメインフレームコンピューターを使っていた時代に、

手のひらサイズのコンピューターを誰もが持つ時代になるなど、

誰が想像したでしょうか?

 

常識とは、破壊されるためにあるのです。

ですから、世界が存在するという常識も、

いつかは崩れ去る運命にあったと言えるのです。

 

ただそれが、今の時代であったということ。

 

しかし、常識を破壊しただけでは強烈なイノベーションは起きません。

 

先ほどの質問に戻ります。

 

世界が存在しないのならば、

では、我々が世界と思っているものは何なのか?

どのような仕組みであるように思っているのか?

そもそも世界の実態、世界の根源とは何なのか?

 

これらの問いに明確に答えを出せた時、

それは人類史上かつてないほどの強烈なヒューマンイノベーションを起こすことになるでしょう。

 

それを可能にする技術が認識技術 nTech

 

当たり前が当たり前ではなくなる時

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私たち人間は、とかくマンネリにハマりやすい生き物です。

 

動物は、まぁ確かめる術がないのでわかりませんが、恐らくマンネリにハマるということは無いように思います。

毎日毎日、同じ日常の繰り返しだとしても、マンネリにハマってやる気が無くなるという話は聞いたことがありません。

 

しかし、人間は違います。

同じ事を繰り返していたら、飽きてきて、違うことがやりたくなったりします。

特に若いうちは新しい刺激を求め続ける人も多いことでしょう。

 

歳をとってくると、新しい刺激を求めるよりは、心地よい事を繰り返すというスタイルになる傾向があります。

ただ、それは新しいチャレンジをするエネルギーが減退しているだけで、いつもの習慣に強いやる気を感じて、あるいは感謝の心を持って取り組んでいる人は少ないように思います。

 

マンネリは仕事のパフォーマンスも下げますし、生きがい、やりがいを低下させます。

やがて、生きる意味すらも感じにくくなるかもしれません。

 

マンネリが起きるメカニズムは、脳機能に由来していますが、

シンプル言えば「当たり前」になるからマンネリなわけです。

 

人は当たり前が当たり前じゃなくなった時に

①ショックを受け

②変化のモチベーションが生まれ

③実際に新しいチャレンジと変化が生まれます

 

例えば、健康が当たり前の状態から病気になったとしましょう。

それも重たい病気だったとしたら...

 

①これはショックですよねー

②そして、治したいというモチベーションが生まれ、

③食生活を改善したり、薬を飲んだり、運動したりなど新しいチャレンジが生まれ、実際に変化が起きていきます。

 

妻がいるのが当たり前、家事をしてくれるのが当たり前だったところから、

離婚を切り出されたら?

 

①やっぱりショックですよねー

②そして、反省し、自分が変わろうというモチベーションが生まれ

③食事を作ったり、家事をしたりなど、新しいチャレンジが生まれたりします

 

つまり、自分の「当たり前」が崩れることでマンネリが崩れ、変化のモチベーションが生まれるというメカニズムなのです。

 

これは「無」と「有」の格差を使ったモチベーション原理です。

 

当たり前のように有ると思っていた世界が無くなると思った時に、

どれだけ有る世界が有難いことなのかを自覚します。

 

マンネリを打破する秘訣は”当たり前”をゼロ化することに尽きます。

 

では、私たちにとっての一番強烈な”当たり前”とは何でしょうか?

 

それは、

 

「自分と自分の宇宙が実在する」

 

「目の前の現実は実在する」

 

ということ。

 

当たり前ですよね?

当然ですよね?

そのことを疑うこともしませんよね?

 

しかし、その一番根深い”当たり前”をゼロ化できた時、

全ての”有”の世界が、奇跡で、神秘神聖で、感謝しかない世界に変わります。

 

今を最高に享受しようというモチベーションが生まれます。

新しい出会い、新しいチャレンジの意欲が溢れるようになるのです。

 

無の世界を受け入れることは容易ではないですが、

時代は確実に無のパラダイムへと移行しようとしています。

 

過去記事もご参考までに。

 

songen-city.hatenablog.com

組織のモチベーションとパフォーマンスを向上させる秘訣

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前回、モチベーションを生み出すキーワードは「格差」をつくることというお話をしました。

 

songen-city.hatenablog.com

 

人間個人もやる気に溢れ、同時に組織全体の統率がとれているチームを作れたら最高ですよね?

 

しかし、それがとっても難しい。。

 

個人のモチベーション3.0を引き出すとなると、個人一人ひとりのゴールを明確にする必要がありますし、それらのゴールが組織の方向性やゴールと一致していなければならない。

 

果たしてそんなことが実現可能なのでしょうか?

 

個人のエゴ意識を膨らませてしまえば、組織とは相入れない我が生まれ、組織批判や独断に繋がりかねません。

一方でエゴを黙らせようとすれば、個人は我慢せざるを得なくなり、これも不満やパフォーマンスの低下に繋がります。

 

そのような矛盾に、組織のリーダーであれば誰もが悩んでいることと思います。

 

組織のメンバー全員の方向性と組織の方向性をピッタリ一致させる鍵とは何なのか?

個人と組織の共通のVISIONを創建できる秘訣とは何でしょうか?

 

それは、共通の問題意識を持つことです。

 

「どんな問題を、なぜ解決しなければならないのか?」

 

個人を突き動かすものは問題意識です。

現状に問題意識がなく、「今のままでいい」ということであれば、

変化を作ろうとするモチベーションは湧いてこないでしょう。

 

この問題意識が、基本的にはみんなバラバラなことが多いです。

ですから、解決の方向性も一致するわけがない。

まず問題意識が一致できなければ、組織は一枚岩にはならないのです。

 

個人は、問題意識が一致できる組織に属することができれば、やる気とパフォーマンスを発揮しやすい。

逆に組織は、問題意識が一致できる個人を集めることができれば、組織としてのパフォーマンスは上がります。

 

一致する問題意識が、より精密で、より深ければ深いほど組織のエネルギーは増すことになります。

 

ただ漠然と環境問題に問題意識があるというだけではなく、

環境問題の中でも、海洋汚染に問題意識があり、

さらにある特定の地域の、この汚染をなんとかしたい

など、精密に一致すれば、解決策を生み出す議論もシンプル化します。

 

さらに、海洋汚染の問題の根本には結局人間の意識の問題があるのではないか。

人間の何が問題なのか、などより根本的な問題意識で一致できれば、

それはより大きなモチベーションを生み出すことに繋がります。

 

人はとかく、問題意識を明確にせず、問題解決の方向に舵を切ろうとします。

これでは組織は長持ちしないでしょう。

 

問題意識を明確化すること。

問題意識を一致させること。

 

これを可能にさせる技術が認識技術「nTech」です。

このことに心血を注ぐ組織は、必ず伸びる組織になります。